楽しいリズム遊び!さくら・さくらんぼ保育園創始者、斎藤公子の子育て―その継承と発展。

第1回 リズム遊び研修会(会員制学習会)の振り返り

2024年11月30日に行われた第1回 リズム遊び研修会(会員制学習会)の内容をまとめました。

①金魚 (目的をもって金魚をする)

  • 背骨ゆらし ⇒ 足首を直角にして揺らす / 足首に力をいれないで揺らす
  • 胴体のゆさぶり ⇒ (5・6歳~ )
(原屋文次『絵で見る斎藤公子のリズム遊び』P50)

②どんぐり 2種 と 2人組どんぐり

  • ♪曲:どんぐりころころ
  • ♪曲:どんぐり(♪どんぐりころころ落ちてたよ♪)

③ 両生類ハイハイ ⇒ 斎藤公子先生の両生類這い這いの記述(『さくら・さくらんぼのリズムとうた』P33~P36)

※深い呼吸がしやすくなるための両生類ハイハイ 両生類は鰓呼吸から肺呼吸へ移行する生物

④ こうま (四つ這い)⇒ 四つ這いの足指を返すことを子どもにどう伝えるか?

  • 手太鼓(1歳~)  富士山(5歳~)

組み合わせリズム ⇒ リズムの進行の工夫 同じものの繰り返しを楽しくやる

  • 金魚(胴体ゆらし) ⇒ 両生類ハイハイ 背骨のくねりが出やすくなる
  • 金魚-カエル(正中線)-三輪車-かたつむり ⇒ 「まっすぐ」を意識するために
  • かめ-あひる-かめ-あひる ⇒ おへその裏(腰椎2番と3番の間)をしなやかにする

からだの軸をつくるために ⇒ とんぼのリズム:体幹(軸)の強さ・肩と腕の保持・しなやかさが必要

  • 背中の力 「背骨から踵まで」 ⇒ ざりがに-金魚-両生類ハイハイ

歩行後の足の使い方に注意 踵が起点になっていないと…

  • 歩くたびにからだが変形していく
  • 足親指を中心にした歩き方
  • 踵着地-あおり-足指で蹴る(親指 を中心に)そして体重移動
  • 歩行の発達の順序
    • 1歳頃(膝はO脚)足裏全部を床につけるペタペタ歩き
    • 2・3歳頃(膝はX脚)3歳頃から土踏まずの形成が始まる
    • 4・5歳頃(膝:まっすぐ)早く走れるようになる。
    • 5・6歳 年長リズム 舞踊・ステップを踏む動き・手と足がバラバラに動く
    • *土踏まずは6歳頃できあがるが個人差は大きい
    • *大人でも土踏まずが形成されていない人もいる。または左右で違う人もいる
  • 両足ぴょんぴょん(2歳頃)/アヒルの姿勢で踵が上がる(3歳過ぎ)/スキップ(4歳~5歳)